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2018-06-05
当院の癌治療について

こんにちは。
獣医師の高岡です。
今回は日常診療において、飼い主様からよく質問を受ける癌の治療について書きたいと思います。

今や人間は2人に1人が癌になる時代と言われていますが、動物の世界でも癌の患者さんは増加傾向です。

癌の治療と言ったらどういう事を思い浮かべるでしょうか?

最近は医療ドラマや特集番組、ネットなどで癌の話題に触れる機会が多く、豊富な知識を持った飼い主様もいらっしゃいます。

ただ、大多数の方は、『癌の治療はとにかく副作用が強くて辛いうえに、結局助からない』というイメージをお持ちになっている印象があります。

癌の治療は ①外科治療 ②放射線療法 ③化学療法(抗がん剤などの薬物療法)の3本の柱から成り立っていますが、③の抗がん剤療法の副作用が辛いイメージが大きいせいではないでしょうか。

確かに抗がん剤に限らず、癌の治療には副作用などの負の側面はあります。
ただ使い方次第では、副作用は極力抑えて、単に寿命を延ばす治療ではなく、辛い症状を和らげたり、少しでも楽にしてあげる治療法になり得ます。

当院では、もちろん完治できる可能性がある病気には完治を目指して、全力で治療させて頂きます。

ですが、完治が難しい病気に対しても、患者さんの容態や年齢、飼い主さんの意向などを踏まえて、患者さんにとって、そして、こ家族にとってより良い治療を一緒に考え、提供することをポリシーとしています。

病気に対しては最適な治療法も、患者さんが変われば違う治療法が最善になるかも知れません。

もし治療方法に迷われたら是非ご相談下さい。
一緒に大切な家族にとって最善な方法を考えていきましょう。

次回は当院の『抗がん剤治療』について書こうと思います。

さくら夙川動物病院

高岡 武士

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